調理一口メモ

▼中国料理はすべてにおいて鉄分補給料理なのだ。なんにしろ、北京鍋も上海鍋も鉄そのものなのです。それでもって料理するわけだから、料理するたびに少しずつ鉄が溶け、料理とともに体内に吸収されていくのです。『ホウレンソウなんて目じゃない。』と云う話でした。

▼新鮮素材と云えども新鮮過ぎるのは良くない素材って知っていますか。牛や豚、マグロやカツオ等の大きな素材は絞めてすぐに食しようとしても嫌な臭いとまるで傷んでいるようなフニャフニャな食感で美味しくありません。牛や豚は絞めて血抜きをして二日程冷蔵保管しておくと良いそうです。魚にしても、首筋に刃を入れて血抜きをして置く事で、生臭さが消え、身も締まって食感が良くなるのです。

▼調味料はサシスセソで入れるってことわざが有ります。サは砂糖(肉や大根など火の通りにくいものを長煮する場合砂糖だけを入れて煮ると早く柔かくなります。)シは塩、スは酢(酢を早く入れると酸が抜け味に靄がかかってしまいます。)セは正油(醤油)ソは素(味の素)(味の素は1番最後に味にまるみをつける為に入れます。私たちプロは味の素を入れてから味を見るのでなく、味の素を入れる前に味を整え、最後に隠し味程度に味の素を振るのです。そうしないと, 舌が味の素に負けてしまい、本来の味さえ解らなくなります。また、味の素を煮すぎると苦味が出て、とんでもない味になってしまいますので気をつけて下さい。※サシスセソのソは味噌と云うのは、ことわざの中での事です。実用的に、味噌は、すべての料理に使うわけでは有りません。味の素の使い方こそが肝心ですのでソは味の素と理解していただいた方が得策です。

▼料理を美味しく作るコツ

中国料理用包丁
番号内訳

■1号   前菜 (薄刃)              

■2号   肉・野菜・鶏・魚などに (中厚刃) 

■3号   骨付の肉・魚などを切る (厚刃) 

■6号   やわらかいものを切る、肉・野菜・前菜などに (薄刃) 

■7号   肉・野菜・鶏・魚などに (中厚刃) 

■11号  肉・野菜・鶏・魚などに (中厚刃) 

中国料理では酢を使う料理が一番多い事を知っていますか?

人の体に優しい酢について!

酢は酒からできるのです。

酢は、約1万年前、酒が偶然発酵して生まれました。

酢を摂ると体や筋肉は柔らかくなります。

.酢は殺菌力がすごく高く、食品の保存殺菌にも効果を発揮します。

食材と酢

素材をゆでる〔基本=硬い場所からゆでる・芯からゆでる〕
和え物やサラダ、料理の下準備等でゆで方を知らないと美味しくいただけません。
球根類は水から湯で、葉緑野菜や茎、芽、実は湯から湯でます。
ゆでる時間は素材や素材の大きさによって異なりますが、青菜等は湯に入れて3秒〜5秒で大丈夫です。
ゆでた後、今一度、火を通す調理の場合は硬めにゆでましょう。
ここで云う塩や酢とは、味では有りませんので少々です。
その場合、調理法によって冷水に取るかザルに取るかは、多少違います。ご了承下さい。
(中国料理では素材をゆでる時にサラダ油を少し入れます。そうする事で素材に油膜をはり味を逃がしません。)

ブロッコリー 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
カリフラワー 酢と塩を足した沸騰湯  ザルで冷ます 
アスパラ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
百合の蕾 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水
キャベツ 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
ソラマメ 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
サヤエンドウ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
枝豆 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
インゲン 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
ホウレンソウ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
ジャガイモ 水から湯でる ザルで冷ます 
ニンジン 水から湯でる 冷水 
ダイコン 米のとぎ汁で水から 冷水 
竹の子 米のとぎ汁で水から
ハクサイ  沸騰湯 冷水 
トウガン  沸騰湯 冷水 
ミョウガ 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
レンコン 酢を足した水から湯でる ザルで冷ます 
オクラ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
チンゲンサイ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
ターサイ 塩とサラダ油の沸騰湯 冷水 
春菊 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 
ウド 酢を足した沸騰湯  冷水 
フキ 塩とサラダ油の沸騰湯
ズイキ 酢を足した沸騰湯 
モヤシ  沸騰湯 冷水 
菜の花 塩とサラダ油の沸騰湯 ザルで冷ます 

其の他 

肉を柔かくする調理法

肉、内臓の臭みを取る方法

冷気の苦手な野菜     

殺菌作用のある野菜
 俗に生で食する刺身などに添えてある野菜はその素材に付いている毒や菌の効力をなくす力があります。また、魚の生臭さを取り除く効果もあります。アジやイワシ・カツオ等のお刺身には寄生虫がいる事もまれにありますが、それらの力を弱める効力としてアサツキ等が添えてあります。刺身に大葉を巻いて食べるのも、ただ美味しいと言うだけではないのですね。




ラム肉・マトン肉って
●どちらも羊肉の事  ラム肉は生後一年未満の子羊 マトン肉はそれ以上の生育羊