2010年 7月 27日 はてなブックマーク -
タグ: #サーバ #DNS

ルートサーバってなんだろうその2

27.05.10 / DNSって何?, 小ネタ / Author: aico / Comments: (0)

前回、ルートサーバは世界に13個あり、日本では、その1つをWIDEプロジェクトが管理しているということがわかりました。

ルートサーバは名前空間の最も上に位置するサーバです。
なので、もし13台すべてのルートサーバがアクセスできない状態になると、インターネットは使えなくなってしまいます。

2002年、DDoS攻撃というルートサーバへの攻撃によって13台のうち9台のルートサーバが影響をうけ、内7台は一時的にサービスが不能になった事件が起きました。

DNSではプロトコル上の制限によりルートサーバーとして指定可能なサーバーが最大13台までに制限されているため、通常の方法ではそれを超える数のサーバーを配置することはできません。

そこで、IP Anycastという、IPアドレスを複数のサーバで共有する技術によって、同じIPアドレスをもつDNSサーバーが世界各地に設置されました。IP Anycastでは、ユーザーはそのうち最も効率よくすばやく情報をおくってくれるサーバーに接続するようになっています。

なので、日本にもM.ROOT-SERVERS.NETの他に4つの海外の企業が管理するルートサーバと同じIPアドレスを持ったサーバが設置されています。

つまり、13台というのは、ルートサーバの数ではなく、サーバを仕切るホストコンピュータの数なのです。

ルートサーバの管理するルートドメインはふだんドメイン名(FQDN)にかかれることはありません。しかし、このように管理されながら、インターネットの世界で重要な役割をはたしているのです!

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記

絵のタッチがとても素敵なインフラエンジニアの卵のブログです。


1年前 | | 2010年 7月 27日 | このエントリーを含むはてなブックマーク