ルートサーバってなんだろうその2
27.05.10 / DNSって何?, 小ネタ / Author: aico / Comments: (0)
前回、ルートサーバは世界に13個あり、日本では、その1つをWIDEプロジェクトが管理しているということがわかりました。
ルートサーバは名前空間の最も上に位置するサーバです。
なので、もし13台すべてのルートサーバがアクセスできない状態になると、インターネットは使えなくなってしまいます。2002年、DDoS攻撃というルートサーバへの攻撃によって13台のうち9台のルートサーバが影響をうけ、内7台は一時的にサービスが不能になった事件が起きました。
DNSではプロトコル上の制限によりルートサーバーとして指定可能なサーバーが最大13台までに制限されているため、通常の方法ではそれを超える数のサーバーを配置することはできません。
そこで、IP Anycastという、IPアドレスを複数のサーバで共有する技術によって、同じIPアドレスをもつDNSサーバーが世界各地に設置されました。IP Anycastでは、ユーザーはそのうち最も効率よくすばやく情報をおくってくれるサーバーに接続するようになっています。
なので、日本にもM.ROOT-SERVERS.NETの他に4つの海外の企業が管理するルートサーバと同じIPアドレスを持ったサーバが設置されています。
つまり、13台というのは、ルートサーバの数ではなく、サーバを仕切るホストコンピュータの数なのです。
ルートサーバの管理するルートドメインはふだんドメイン名(FQDN)にかかれることはありません。しかし、このように管理されながら、インターネットの世界で重要な役割をはたしているのです!
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