2011年 5月 30日 はてなブックマーク -

注目すべきは、MITは米国の主要大学としては非常に小さい規模の大学であること。学生数は約1万人、教員数は約1000人に過ぎない。日本の東大や早慶に比べてもだいぶ小さく、東京工業大学と同じくらいだ。それでいてこの結果は、あっぱれと言うべきだろう。

そんなMITの強さの秘密は、どこにあるのか? 記事を基に、3つのポイントを挙げておきたい。

1つめは、国籍や人種などがバラバラの人間が集い、切磋琢磨していることだ。MITのスタッフの約40%が米国以外の生まれで、「世界中から有能な人材を引き寄せる磁石」(ホックフィールド学長)となっている。米国人だけ、あるいは日本人だけの集団では作れない刺激的環境がそこにはある。
2つめは、いろんな分野の専門家が互いに交流し、協同で作業していること。今は専門が細分化しているため、研究者はタコツボに入り込むように自分の世界に閉じこもる傾向にある。それが必要な場面ももちろんあるが、一見何の関係もなさそうな分野の専門家たちが集うことで、思いもかけぬ成果が生まれることも多いという。

3つめは、すぐに役には立ちそうにないことでも取り組むことが許される、財政的・精神的余裕を持っていること。「知識は有用でなければならない」としても、真に画期的なアイデアは実用化するまでに長い期間が必要になる場合が多い。MITは官民の資金をうまく活用して、必要な金と労力を使える環境を構築した。

このほか、科学技術系専攻が全体の85%を占めるMITでは、その多くはオタクの男子学生――と想像しがちであるが、実は学生の男女比はほぼ半々だという。現学長のスーザン・ホックフィールドも女性である。

米MITが大きな成果を上げている3つの理由 (1/2) : J-CAST会社ウォッチ (via nagas)

11ヶ月前 | | 2011年 5月 30日 | このエントリーを含むはてなブックマーク