2つ目の質問、何故放射性ヨウ素だけなのか。セシウムもあるのではないか、おっしゃる通りです。セシウムもあります。放射性のヨウ素は半減期が8日ですが、セシウムは30年です。身体に入ると60日で半分になります。エネルギーの力はヨウ素に比べると遥かに低いんですが、セシウムは必ず入ります。じゃあ、この放射性のセシウムは身体に入ったらどこに行くでしょうか。殆ど尿に流されますが、一部、身体の筋肉に入ります。筋肉。しかし、それは半減期と共に減って行きます。私たちの最大の研究成果は、放射性セシウムをずっと食べ続けたという人々がチェルノブイリの周辺に数百万人います。このレベルどころではありません。放射性セシウムに汚染されたキノコを食べ続けたという方が沢山いるんです。20年フォローしてきて病気は何も増えていません。つまり、筋肉に少し入った放射性セシウムは半減期が身体の中で60日で消えて行きますし、ベクレルも非常に低いので、全く心配しないでいいというので、今日は放射性セシウムの話はしませんでした。ましてや、水道水の中ではフィルターで全部抜かれますから、水の中に出てくるのは放射性ヨウ素だけです。しかし、井戸水は注意が必要ですから、しっかり測ることが必大事だということであります。
2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」質疑応答|記者会見全文の文字起こしを掲載致します (via katoyuu)
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